「もう帰ろうかな…」
せっかくの福井ひとり旅。初日の敦賀では、これまでの旅で一番と言えるほどの絶望(地獄)を味わいました。 しかし、そんな私を救ってくれたのは、勝山市にある「恐竜博物館」の圧倒的な世界観。
今回は、私のリアルな失敗談から、それをどう乗り越えて最高の旅に変えたのか。 綺麗なだけじゃない、「後悔しないための福井旅」のヒントを詰め込んでお届けします。
1日目
20分の遅れが致命傷?敦賀駅で立ち往生した理由
「ほんの数分のつもりが……」 大阪駅から乗るはずだった特急サンダーバード。目の前で閉まるドアを見送った瞬間、私の福井旅の歯車は狂い始めました。
指定席を取り直し、さらには走行中の緊急停車というダブルパンチ。 ようやく敦賀駅に降り立ったときには、予定より「20分」遅れていました。
「たった20分でしょ?」と思うかもしれません。 でも、公共交通機関で旅をする人間にとって、この20分は「天国と地獄の分かれ道」だったのです。
敦賀観光の落とし穴「バスの壁」
私が向かおうとしていたのは、絶景で人気の三方五湖・レインボーライン。 しかし、ここへ向かう「ゴコイチバス(周遊バス)」には高いハードルがありました。
- 本数が極端に少ない(1〜2時間に1本)
- 敦賀駅発着のタイミングが限られている
- 片道の移動時間が長い(約1時間)
20分遅れたことで、次に乗れるバスを待つと、あわら温泉のホテルへ向かう新幹線の時間に間に合わないことが判明……。
周りを見渡すと、私と同じようにスマホを片手に途方に暮れている観光客がちらほら。 「敦賀のバス、難易度高すぎませんか……?」
こうして私の1日目は、当初の予定をすべて白紙に戻すところからスタートしたのです。
鯖江も断念。行き着いたのは「日本海最大級」の市場だった
敦賀駅で立ち往生した私。必死にスマホで「福井 観光」を検索します。 眼鏡で有名な鯖江、絶景の東尋坊……。でも、ここでも「電車の壁」が立ちはだかります。
- 鯖江駅まで40分、電車は1時間に1本。
- 東尋坊はあわら温泉方面(夕方に新幹線を取ってしまっている)。
消去法で選んだのは、敦賀駅から周遊バスで行ける「日本海さかな街」。 「市場なら美味しいものがあるはず!」と、期待を胸にバスに乗り込んだのですが…。
圧倒的な「客引き」と、予想外の海鮮丼
到着して驚いたのは、観光バスの多さと、それ以上の「客引きの熱量」でした。 一人旅の私には、正直この活気が「圧」に感じてしまい、逃げるように「海鮮処 味匠」へ。
ここで正直に書きます。 注文した海鮮丼(観光地価格)は…「普通」でした。

- 見た目: 盛り付けが少し雑(なんか散らばってるネギ、白身が残ったままの黄身)。
- 味: 身は分厚いけど、家で食べるのとそこまで変わらない……?
- 雰囲気: 落ち着いて食べられるけど、素っ気ない態度。
「せっかくここまで来たのに」という思いが、余計に切なさを加速させます。
周遊バスの恐怖。乗れなかったカップルの悲劇
さらに追い打ちをかけたのが、帰りのバスです。「周遊バスなのに、なぜか小型のマイクロバス」がやってきたのです。
私は先頭に並んでいたので乗れましたが、なんと最後尾のカップルは満員で乗車拒否。 次のバスは1時間後。彼らの絶望した顔を見た車内には、なんとも言えない「可哀想……」という空気が流れました。
敦賀駅に戻っても、新幹線の時間までまだ数時間。 駅でお土産を買い込み、ただボーッと天井を眺める私。
「もう、帰りたい……」

心折れた私を癒やしてくれた「清風荘」
新幹線に乗り、重い足取りで向かった「芦原温泉」。 「1日目は失敗だったな……」と沈んでいた私を待っていたのは、想像以上の天国でした。
今回宿泊したのは、「清風荘」。 ここがもう、控えめに言って「最高」の一言だったんです。
バイキングの概念が変わる!ライブキッチンとカニ食べ放題
一番感動したのは、夕食のバイキング。 「よくあるホテルのバイキング」を想像していたら、良い意味で裏切られました!
- 目の前で焼いてくれるステーキ: 立ち込める香りに食欲が復活!
- 新鮮な海鮮&カニ食べ放題: 敦賀での海鮮リベンジが、ここで果たせました。
- 高級感ある空間: 種類も豊富で、どれを食べるか迷う贅沢な時間。



お部屋も綺麗で、温泉に浸かれば1日の疲れ(と心の傷)が溶けていくよう……。 「今日、帰らなくて本当によかった!」と心から思える夜になりました。
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公共交通機関派の「正解ルート」を考えてみた
今回の経験を踏まえて、車を使わない「公共交通機関派」の私なりの正解ルートがこちらです。
- リベンジするなら: 芦原温泉に直行!東尋坊や水族館をゆっくり巡る。
- 車が出せるなら: 敦賀から三方五湖(レインボーライン)へ。
- 眼鏡好きなら: 鯖江市をメインにする。
芦原温泉から恐竜博物館へ!「あわら恐竜号」が最強だった
2日目は、今回の旅のメインイベント「福井県立恐竜博物館」へ。 ここで1日目の教訓を活かし、移動はスマートに「あわら恐竜号(はぴバス)」を予約しました!
- メリット: 予約制で確実に座れる、荷物があっても楽々移動。
- 注意点: 事前予約が必須!
少し費用はかかりますが、1日目の「バス待ちの絶望」を考えれば、この快適さはプライスレスです。
世界三大恐竜博物館の圧倒的スケール!大人も夢中になる2時間


幼い頃に図鑑を眺めていた私にとって、ここはまさに聖地。 さすが世界三大恐竜博物館の一つ、その広さと迫力は想像を超えていました。
- 化石と復元模型の対比: 当時の姿を想像しながら学べる贅沢。
- 大迫力の映像: 恐竜たちが生きていた時代にタイムスリップしたような没入感。
今回は時間の都合で2時間の滞在でしたが、正直「丸一日かけて見るべき」場所です。じっくり派の人は、スケジュールに余裕を持って訪れることを強くおすすめします!



恐竜博物館のガチャガチャもしました!

大人だけの特権。恐竜グルメと「金額を気にしない」お買い物
歩き回った後は、館内のレストランへ。 見た目も可愛くて味も大満足!デザートと一緒に並べたのは、1日目の市場で(唯一の戦利品として)ゲットした恐竜マスコットです🦖

そして最後はお土産コーナーへ。 「〇円までだよ!」と親に言われている子供たちの横で、欲しいものを金額を気にせずカゴに入れる。 これぞ大人ひとり旅の醍醐味、最高の優越感でした🤭
失敗も、恐竜がすべて癒やしてくれた福井旅
帰路も「あわら恐竜号」で芦原温泉駅へ。 そこから敦賀を経由して、特急サンダーバードで大阪へと戻りました。
2日目は恐竜博物館しか行けませんでしたが、1日目のどん底が嘘のように、心から「来てよかった」と思える充実した時間でした。

さいごに
今回の旅の教訓:
- 敦賀のバスは計画的に!(20分の遅れが命取り)
- 公共交通機関派なら「予約制バス」を賢く使う
- 心折れそうな時は、良い宿と恐竜が救ってくれる
正直なところ、私の旅は「完璧」ではありませんでした。でも、そんなリアルな体験が、これから福井を旅するあなたの参考になれば嬉しいです!
また次の投稿でお会いしましょう!


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